皆さんは努力に裏切られたことはありますか。
大人に「努力しろ」と言われるけど全然成績上がらない。どんどんストレスが溜まる。
「努力は報われる」って嘘じゃないの
努力しても何も叶わなかったし、どうして良いかわからずきつかった。
今回は「努力する」という言葉とどう向き合えばよいか考えていきたいと思います。
・努力を続けるのがキツくなってきた人
・努力に裏切られたことがある人
・「努力は報われる」という言葉は本当なのか疑念を抱いている人。
努力をすることが辛い・疲れた方へ(勉強等)
日本では取り敢えず「勉強しろ」と言われますが、
不思議と努力の方向性は言わないでんすよね。
これは普通に中学受験したことがない人が塾講師だったりするのが理由です。
実は努力したことない人が「努力しろ」って言っているわけですね。
どうしたら最小の努力で済むのかというこということも視点として書けているんですよね。
「努力は報われる」というのは大嘘、特に学生時代
結論から書きますが、「努力は報われる」というのは大嘘
私は努力に裏切られたことがあります。
今考えても悔しい出来事だったなと想います。
不思議と努力の方向性を教えてくれる大人は少ないのもです。
中学時代、勉強しても勉強しても成績が下がり続けたこと、
高校時代、頑張っても頑張っても苦手科目は克服できなかったということ
努力をすれば叶うという幻想は成人式の日に捨て去りました。
大学生以降は「努力は報われる」という考え方を捨て去りやりたいことを好きなようにやってきました。
努力量を最小にすること、なるべくラクをする
そして、省エネ(氷菓の折木奉太郎風)で楽できるように心がけてきました。
実践したのは以下のとおりです。
・英語の勉強はなるべく日常生活に取り入れる。外国人と話す。
・大学の勉強は直前に詰め込んでせず、計画的にやる。
・ESはwordで出す。手書きを求める企業は志望しない。
・資料作成は完璧を目指さない。70点位の出来栄えで上司に見せる。
実践した結果、得られたのは次の結果です。
・TOEIC 910点
・GPA8~9割以上
・第一志望のメーカーに合格
・昇進
そしてこれからも最小の努力と継続を心がけています。
人よりもいかに時間をかけないかということを意識してきました。
努力=長時間労働を是とする日本的な考え方
よく学生時代に「努力は報われる。」と言われてきたと思いますが、
残念ながら努力の方向性を示してくれた大人って少ないんですよね。
とりあえず一言「勉強しろ」って言われたり
ひたすら合唱コンクールの練習をやったりね
まあスポーツ経験ない人が部活の顧問になったり、
受験に失敗した親が子供をSAPIXに通わせたり。
努力を勧める人が実は(その分野の)努力をしたことがないってことも結構あると思います。
だから努力を進める人が方向性を示したくても示せないという現状があるのではないのでしょうか。
他に努力の方向生をなかなか大人が示せない理由もあるかと思います。
長時間労働を是とする日本社会の趨勢がバックグラウンドとしてあるのではないでしょうか。
本来は少ない努力でコスト少なく稼いだ人が社会では評価されなければいけないはずですが、
やはり現状は20時位までとか遅くまで業務を残ってやっている人を評価しがちですよね。
とりあえず一言「勉強しろ」って言われたり
ひたすら合唱コンクールの練習をやったりね
その先どうなるのっているアウトプットがイメージし辛い。
大切なことは努力の”方向性”
正しい努力をする必要があるよね。
英単語を30回くらい書いたりノートをまとめたりしても頭に入っていないときもあるしな
そうだよね。大切なのは点数を取ることであって努力が目標ではないよね。
まず目的を決めてから手段を決めます。
そうすることで手段は正当化されます。
この辺はマキュアベリの君主論に書いています。
手段が目的になってはいけません。
大切なことは周りの環境と準備です。
マキュアベリの君主論にについてはこちらの記事を御覧下さい。
努力する優先順位をつける。
まずは優先順位をつけて必要のない努力を見極めるべきだと思います。
よく学校では「苦手科目は克服すべき」だと言われますが、費用対効果的に明らかに間違っています。
仕事でも可能性の低い顧客より可能性の高い顧客にまず営業するよね。
優先順位を履き違えるなということなんですよね。
この辺は2chの創始者ひろゆきさんも同じようなことを言っています。
1つの壺に岩を入れていくとき、大きな岩を先に入れてから小さな石を入れると万杯まで入れられるが、
先に小さな石ばかりをツボに入れてしまうと大きな岩は入らなくなります。
また、著書「1%の努力」でもこのエピソードは語られています。
優先順位をつけるときはパレートの法則を用いるのがおすすめです。
重要項目の2割を押さえれば8割はとれるかもしれません。
パレートの法則についてはこちらの記事を御覧下さい。
いかにラクするか考える(学生編)
まずは努力の方向生を決めて目標を立てるべきですよね。
そのためにはまず出来るだけ早く予習して何回も覚えられないところは復習する、
得意分野は応用問題にチャレンジする等PDCAサイクルを回して言って下さい。
目標から逆算して一番効果がありそうなところに注力しましょう。
難しい問題が解けるようになる前に
基礎的な問題が全部解けるようになったほうが良いと思う。
そのために出来るだけ早く予習して全体感を掴んだ方が良いよね。
書き取り30回を1日にやるくらいだったら
毎日1分程度音読して眺めれば2週間程度で自然と身につきます。
そっか、テストのときにちゃんと頭に入っているかが重要だよね。
復習しないと!
いかにラクするか考える(社会人編)
いかにあなたがハイクオリティの報告書を仕上げたとしても
結局は修正されてしまいますよね。
だったらまずは上司と方向性をすり合わせる、最後に見てもらってアドバイスをもらってから仕上げたほうが良いと思います。
完璧を目指してもそれがみんなから認められる“完璧”じゃないと意味ないなあ。
あとは過去事例を調べて形式をコピーしたり真似したりすることで時短にも繋がります。
まずは一番最初に情報を集めてそれから使えるところを拾っていけばいんだね。
あなたが必ずしも0から生み出す必要はないのです。